温めてゆるめる

今回は私が官足法を知る前に行っていた、焼いた塩を活用して身体をゆるめる方法をご紹介します。この方法は昔から自然療法などで知られていて、神経系の疲れを取るのに良いと言われているそうです。たくさん考え事をして頭がパンパンになってしまったり、パソコンをずっと使うお仕事やスマートフォンで脳の疲労が続いている場合などにお試しください♪


塩で温め始めて体がゆるんできたら、そのままぐっすり眠ってしまうようなリラックスの時間になるので、スマホなどはせずにゆったりとした気分で過ごすのがオススメです。

【準備する物】

・あら塩 200gくらい

・新聞紙 2部~

・新聞紙を止めるガムテープなど


【方法】

①油は使わず、あら塩をフライパンやお鍋で焼いて熱くします。たまにお鍋を動かしたり木べら等で混ぜて10~20分程度。②やけどに注意しながら新聞紙で焼いた塩を包み、さらに包んで肌に当てても熱すぎないくらいまで調節します。③うつ伏せになって、尾骨(おしりの骨の上)に新聞紙で包んだ塩を置いて20分~そのまま過ごします。


*私は古くなったお鍋を使っていますが、フライパンを使う場合にはコーティング加工されていない物がいいと思います。


*お塩はしっかり熱い方がいいのですが、お使いのコンロによってはセンサー機能が働いて、強火を続けられない場合があると思います。私はいつも強火にしていましたが、人によっては弱火でじっくり熱した方が効果があると感じている方もいらっしゃるようです。


*新聞で塩を包む大きさは、出来るだけ小さい方が使いやすいです(1枚ずつ重ねて巻いているうちにだんだん大きくなるので)。


*直接肌の上に新聞を乗せるため乾燥で皮膚がかゆくなる方もいるそうで、その対策として、最初に肌にごま油を肌に塗る方法もあるようです。


*塩で体を温め始めたら感じる温度が変わってくるので、熱すぎる場合には新聞紙やタオルで調節して下さい。また、途中で冷めて効果を感じられなくなったら、巻いている新聞紙を一枚ずつ外して調節すると継続して温かさが感じられます。


*使い終わった塩は使わない方が良いという方もいるようですが、私は冷めたらビニール袋に入れて保管して繰り返し使っていました。


*ゆるみすぎてしまうのもバランスが保てなくなるからかもしれませんが、毎日続けたり頻繁に行いすぎない方がいいようです。


官足法で足もみセルフケアをしていても、予期せぬ事態で突然体調を崩してしまうこともあると思います。どうしても足が揉めない場合や、足もみにプラスして体の働きを助ける方法を行いたい場合にこういった昔ながらの方法を試してみるのはいかがでしょうか。

Daisy Rose