いのちの玄米スープ

今回は玄米スープに関する話です。名前はスープですが、丁寧に炒った玄米を炊いて抽出する方法でなので飲んだら玄米のお茶という感じ。


参考にしたのは、辰巳芳子さんの「あなたのために」という本。作り方はインターネットでも検索して見る事は可能ですが、可能であればぜひこちらの本を見て作ってみて下さい。レシピを考えた方のスープに対する思いや言葉など、料理そのもの以外にも多くの学びが得られると思うんです。


何度か作って失敗したりもしましたが、成功したら「これだ!」と思う体に優しい味わいになって、きれいな澄んだ色のスープが完成。本というのは無意識のうちに色んな学びを得ているのもですが、今回本を見ながらスープを作っていたら改めてその大切さを実感しました。

作り方に「はぜさせる」という言葉が登場しますが、仮にその言葉を知らなくても作りながらの自然の学習♪「あ!これだ!」という感じで、その言葉の意味も状態も想像力+実践でいつの間にか習得しているように思いました。読む力はもちろんですが人が持っている色んな感覚を使うので、若い人にもぜひ手にして欲しい1冊です。心のためにも、ぜひ。


私はこのスープの正解を知らなくて本だけを頼りに作り始めたのですが、成功や失敗が感覚でわかるのが不思議だなと思いました。今度このスープを作る日には、レシピ通りの分量で玄米を炊く事を大切にしたいと思っています。半分の量で炊いたらおかゆ状になってしまったり、何かが違って薄すぎたりして上手に作ることが出来なかったんです。だけど分量通りに作ったら、綺麗に澄んだ体が求める味に完成!


人間の本能と言いますか、成功したスープの味は体が喜ぶ感じがする!そう思いました。