銀杏をお出汁で

先日お話聞かせていただいた笠原さんのすり流し。ちょうど銀杏の季節なので、すりつぶした銀杏をお出汁でのばして食べてみようと思いました。


買って来た銀杏は、金槌で1個ずつ叩いて殻を割って。軽く塩を入れたお湯で茹でて…昔から銀杏の食べ過ぎは良くないと言われているので、1人分を想定して使うのは5個に。

もしも自分の家族が病気をしていてこれを作ろうと思ったら。服用している薬や病気の関係で、相互作用の心配がないか調べる必要があるかもしれないという考えも持っていた方がいいと思いました。今までそういう話を聞いた事はないけれど、グレープフルーツと免疫抑制剤の関係など実際に身近になってみなければわからない情報があるかもしれない。


一度に全部潰すのは大変なので1個ずつ。1個潰して滑らかにして、それから次の1個を入れて同じように繰り返し。銀杏5個に対して昆布とかつおぶしで取ったお出汁を100cc。昆布だけよりもかつおぶしの風味があった方が個人的にはおいしく感じました。味付けはお塩のみですが、その加減やお出汁の温度や濃度、銀杏の個数など、年齢や状態によって調節できそうです。


試しに作ったすり流し。すり流しと言っていいのかスープなのかわかりませんが、おいしく旬をいただきました。作ってみてよかったと思いました。