足のもみ方①(比較)

今回は足のもみ方について書いてみたいと思います。私は最初、自己流で自分の足を揉み始めましたが、やっぱりコツを知ると揉みやすさや圧のかけ方に大きな違いがある事を知りました。文章でその違いを実感して頂くのはなかなか難しいことですが、次の2つの方法をお試し頂くことでその違いに気がつくきっかけに繋がればと思います。

【1】

足を揉むための棒とクリームを準備したら、床にあぐらをかいて座ってください。その状態から、右利きの方は左足を前に伸ばして下さい。左利きの方は右足または、揉みにくくなる方の足を伸ばして下さい。体の近くにある方の足を揉むので、素足になったら土踏まずの辺りにクリームをつけます。利き手に棒を持ち、肩を上げて脇を開けて下さい。その状態でクリームをつけた所を自己流で構いませんので棒で揉んでみて下さい。

【2】

次の方法です。今度は足を開かずに行います。あぐらの姿勢で右利きの方は左の太ももの上に右足を重ねるか、揉みやすい方の足を上にして下さい。左利きの方も同様の考え方で足を揉みやすいようにセットして頂ければと思います。人によっては太ももの上に足を重ねるのが難しいかもしれません。その場合には揉む足を床に置いたり、手で足を甲側から支えるなど圧が逃げない様な工夫をします。

今度は棒を持った方の手の脇を体にピタッっと自然にくっつけて、脇を締めた状態で揉んで頂きます。その際に背筋を伸ばしたよい姿勢で、なおかつ上半身の無駄な力を抜いて呼吸が楽にできるように心掛けて下さい。足もみの棒をグーで持ったら足を揉んでいきますが、手の力で押し付けるのではなくお辞儀をするように体重を乗せて行ってみて下さい。気持ち短めに持つと圧のかかり方が変わると思います。

いかがでしたでしょうか。足には複数の反射区が存在しますが、基本の考え方がベースにあると応用して活用することができておもしろさに深みが増すと思うのです。