足のもみ方②(ポイント)

前回は揉む姿勢による圧の変化をお試し頂きましたが、ここではその要点をまとめてみたいと思います。

揉み方が変わるポイント

・良い姿勢

・脇をしめる

・無駄な力を抜いて呼吸を大切に

・体重を上手に乗せる

・支えを作って圧を安定させる

・棒の持ち方

揉みにくさは棒の太さを変える事で解消されることもあります。揉みたい部分や利き手によってやりやすい・やりにくい部分はどうしても出てきますし、体形や柔軟性によっても揉みやすい体勢は人によって好みがわかれることもあると思います。足の裏でしたらあぐらの姿勢が揉みやすいことが多いですが、次の様な方法もあります。足の外側なら横座りをしたり甲の部分なら正座の状態から片膝を立てる姿勢にするなど、揉むパーツによって体勢を変えて自由に楽な方法を探せるというのも自分で自分の足を揉む楽しみのひとつかもしれません。

これまでの経験から現時点での私の個人的な考えで「足の指先から体の方向へ」というベースの考え方は持っておりますが、「こうでなければいけない」の様な絶対的な決まりは無いと思っています。揉む順番を規則正しく守るというのは、スクールでの指導のしやすさや複数の施術者がいるお店において施術に個人差を出さないための対策であるケースもあると思うのです。


ここでお話させて頂くのはご自身の足を揉む方法です。揉みやすい方向や心地よく感じる方向はそれぞれ個人差があると思いますので、ぜひとも柔軟な考え方で色々お試しいただけたらと思います。