フットマッサージも無駄ではない

以前、フットマッサージの講習に参加した際に教えて頂いたお話です。


認知症の利用者が多い介護施設で試験的に毎日夕食後に1人10分程度の足のマッサージを実施した施設の経験談でした。認知症の症状がある利用者さんに下記の様な変化がみられたそうです。

コミュニケーションの時間が増えた。

表情が穏やかになった。

生活のリズムが整った。

爪切りの際、スムーズに

足を出してくれるようになった。

ぐっすり眠れるようになった。


認知症の症状で身支度が難しくなっていた利用者さんがマッサージ前に自分で靴と靴下を脱いで順番を待つことが出来るようになり、最終的にその施設では継続的にマッサージを行うことになったのだとか。


実施前には職員さんの負担が増えるように思えたそうですが、実践してみたところそのような声はなく、むしろ施設の満足度アップに繋がるなどメリットが多かったというお話でした。


足もみの良さを知ってもらうことで豊かな社会になりますように。