【Ｎさんからのご感想】

足つぼマッサージは、これまで避けて通ってきました。「痛い」というイメージがまず最初に浮かんできますし、そして自分の足の形があまり好きではなくて、人に見せたり触られたりすることに抵抗があったのです。わたしの足の指は短く縮こまっていて、足の甲も浮腫んでいて格好悪いので、夏はお洒落なサンダルを履くなんて、私には縁遠いことだと昔から思っていました。

そんなわたしが、ある日訪れた自然がいっぱいの環境で様々なハンドクラフトアーティストさんが集ったワークショップに参加した際にDaisy Roseさんに出会いました。開放的な環境と、Daisy Roseさんの温かなお人柄に、あんなに高く築いた心の壁をこの時はいとも簡単に越えることができ、私はこの日から足裏マッサージにどんどん魅了されていきました。

初めての足裏マッサージは、飛び跳ねるほど痛かったです。「痛みを逃すために笑って！」とアドバイスをいただき、笑うように努力しましたがほとんど叫んでいたと思います。わたしの足に触れ、全体の状態を見て、Daisy Roseさんはわたしの思考の癖や普段の生活で疲れを感じているところをすぐに見抜きました。

ついつい、気持ちで体を引っ張って休むことを忘れてしまうことがあるのですが、Daisy Roseさんとのお話は、まるでわたしの体の声がDaisy Roseさんの体を借りてわたしに伝えているように感じて、これまでのこと、これからのことを考える良いきっかけとなりました。

起床時と就寝前にわたしはグリグリ棒と赤棒を使ってマッサージをします。それは体と心がお互いに今日あった出来事を話し合うようなとても心地良い時間です。でも心地良いことばかりではなく、もちろん声が出るほど痛いところもあって、痛いところは流れが悪くなっていたり、詰まりやすい場所なのかもしれないと気が付き、そういう所は丁寧に優しく言葉を掛けながらマッサージします。

「祈るだけでは体は良くならない。良くなるために全力で応援します！」と言ってくれた、Daisy Roseさんの言葉とお顔がいつも浮かび、毎日マッサージを続けることを自分と約束しました。健康でいること、元気でいることは大きな社会貢献になると思います。いつも朗らかで、笑顔でいるためには、日々の体調管理と精神のバランス、両方が整えられて初めて出来ることだと思います。

わたしはじっとしている事が苦手で瞑想は得意ではありませんが、足裏マッサージは瞑想に通じるような精神統一の時間を作り出してくれます。不格好で好きではなかったわたしの足が、今では毎日触れている大切な体の一部分で、わたしに沢山のことを教えてくれます。自分の長所も短所も、受け止めるのに勇気がいる自分の醜い感情すらすべて抱きしめながら、前へ進んでいこうと思います。痛みの先に心地良さがあるように、日常の中で起こる困難も、必ず幸せに変えていけるはずです。足裏マッサージを通して、人生も磨いていきたいです。

わたしの足を一番最初に施術して下さったDaisy Roseさんに、わたしをDaisy Roseさんに出会わせくださったご縁に心から感謝しています。ありがとうございます。

実践例