イカとジャガイモの煮物で流動食の様なおかずを作ってみましたが、今度は噛まずに食べれるハンバーグ作りに挑戦!ちょうどハンバーグを作る予定があったので、そこから1つ試してみることに。お豆腐を入れる方法も考えたけれど、純粋に「ハンバーグが食べたい」を満たせる事を想像して作ったので、今回は普通の材料で試しました。
レシピ本なども見ずに作ったので、どんな風になるのか全く想像もつかないまま20gをすり鉢ですって…。そういえば!ちょうど作っていた夏野菜たっぷりのラタトゥイユがあったのを思い出しました。すりばちですったお肉をのばすスープ代わりに使ったら、野菜のうまみや栄養が加わっていいかもしれない!
片栗粉とお水を加えて温めて味見をしてみたら、トマトの風味で少しミートソースを思わせる感じがしなくもなかったのですが…だけど、これはかなりハンバーグに近い味かもしれない。ソースを少なめに入れて作ったので、追加でソースを足してもよかったかな?もっと苦戦するかと思ったけど、実際に作ったら印象が変わりました。
温かくて「ハンバーグ」の印象が残る
スプーンで食べるハンバーグ。
たくさん食べれなくてもいい。
たった1スプーンでも。
端っこをほんの少しでも。
気持が少しでも
満たされる事に繋がったら。
今は種類豊富な介護用のレトルト食品も多い様ですが、あえて作ってみようと思いました。どんな風になるのか食べてみたかった。理由はそれだけなので、実際に流動食が必要な人に食べてもらったわけではないから、実際にはもっと味やとろみの微調整が必要かもしれません。だけど作りながら思いました。もしも家族がこういう食事が必要な状態になったら。
毎日の生活の中ですり鉢を使っていくつものおかずをこうして作るのは、とても大変かもしれない。「食べてほしい」「おいしいと思ってほしい」「栄養を摂って心も元気になってほしい」そういう気持ちが原動力になるのかな…
百聞は一見に如かずではないけれど、作ってみてよかったと思いました。もっと難しくて試作にはもっと時間がかかって大変だと想像したのですが、どうにかなるかもしれないと思えたので。
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