切ったばかりの桜の枝②

剪定されてすぐの桜の枝。太枝切りばさみで切ってもノコギリで切っても切りやすい。その柔らかい新鮮な(?!)状態で乾燥させずに足もみ棒を作ったら、どうなるのかを試したかったんです。


すぐに皮をむいてそれから乾燥。割れが出てしまうのかどうなのか。ある程度なんとなくの感覚の「このあたり」まで皮を剥いて、棒の形にしておきました。やすりがけは乾燥してから。そのつもりで作業スタート。

いくつか作業していたら、2本くらいに機械でを使った様な穴が出現。皮を剥く前は何もなかったのに皮の下に穴が開いていて、中には黒いアリのような虫がいる!出てきて欲しくてコンコンしても、水をかけても全く出てきてくれる気配がない…。この部分は使わないようにして、途中で試しに切ってみたところ、写真の様に虫が歩いた?ような跡。こういう出来事があったのも、フレッシュな枝を使わせてもらえる機会があったからだと思いました。


皮を削ってから1週間ほど経過して、棒の状態を確認しました。大丈夫そうな物はあったけど、中途半端に急いで皮を剥いたのは途中から割れがいくつも出てました。表面だけの割れだったので、それから慌てて大丈夫そうな物は足もみ棒の形にまで削ってどうにかセーフ?


今回は剪定された枝を足もみ棒にしやすい長さに切ったけれど、次回からは初回の様に長い状態のまま持って来ることにしようと思いました。