官足法で心の成長、豊かさにも期待
今年の春以降、官足法の重要性を再認識するきっかけがいくつかありました。その中の1つをお話させて頂きたいと思います。色々な側面から考えた文章ではありますが、配慮不足がありましたら申し訳ありません。
個人的な話になりますが、2015年頃にJapan Hair Donation & Charity(JHD&C/ジャーダック)という団体の存在を知りました。2009年に日本で初めてヘアドネーションを行った団体だそうで、抗がん剤治療や脱毛症等で髪の毛を失った子供たちを対象に、無償で人毛のウィッグ(かつら)を提供する活動を行っています。
寄付できるのはウィッグを作るために必要な31センチ以上になるのですが、最近では自然に抜けた髪の毛も集めて寄付が出来ると知って驚きました。私も過去に数回寄付させていただいていますが、今年は抜けた髪の毛を集めるヘアドネーショも試してみました。
その後団体の代表の方のインタビューの記事を見つけ、一般的に知られているヘアドネーションの印象が大きく変化。それが今回の官足法に関係する想いに繋がりました。
最初に髪の毛を寄付をしようと思ったきっかけは、病気が原因で悩んでいる女の子の笑顔のために少しでも協力が出来たら…偶然知った団体だけど怪しくはなさそうだし…その程度の気持ちでした。誰かに話をするにしても、もしも自然に長く伸ばした髪の毛を気分転換で切る予定があるなら、ゴミにするより寄付をするのはどう?そういう感覚です。
だけど今回初めて知ったのは、寄付で作られたウィッグを得て人前に出る勇気をもらうお子さんがいる一方で、反対にウィッグを必要とする生活に引け目を感じてしまうお子さんも存在するという事実。他にも夏の暑さやプール等で発生するウィッグの着脱に関する悩みなど、男女の区別なく深刻な現実を知って驚きました。その記事の中で代表の方が差別の問題にも言及していて、簡単に切り取って要約するのは心苦しいですが、(前向きな意味で)ヘアドネーションの活動が無くなることが団体の目標といった内容も書かれていました。
【追記】
現在では代表の方のお気持ちが「私たちが取り組むイシュー/必ずしもウィッグを必要としない社会へ」としてHP(https://www.jhdac.org/)に反映されています。
こういった内容を複数の人に話したところ、もっと驚きの現実を知る事になりました。2~3年かけて伸ばして寄付された髪の毛を団体に送らずに廃棄処分していたり、自分の利益のために悪用するお店が出てきてしまっているそうなのです。さらに色々考えさせられました。
もっと官足法が広く知られて、多くの人が実践する世の中になったらどうだろう?今すぐの話にはならなくても、この先の未来のためになるのではないだろうか。病気で悩む子供が多いのなら、増えているのなら、その数が減ったら…。官足法の足もみでセルフケアを実践する大人が増えたら社会も元気になり、自然に子供にもその習慣が浸透する可能性が広がる事を期待してしまいました。
完全に病気を無くす事は不可能ですし、足を揉んだからと言って絶対に病気にならない保証はありませんが、病気の予防になったり病気になる時期を実は遅らせていた等、何かしらの良い影響はあるのではないかと思ったんです。こうして文章にしてしまうと、ものすごく完璧で立派な考えを持った人間に誤解されてしまうかもしれませんが、実はそうでもなく、かなりおっとりしたぼんやりした性格の持ち主です(笑)
官足法の原理に「治病先治血、血清病自癒、清血靠循環、循環要揉脚」という言葉がありますが、全ての病気の原因は解明出来なくても、どの人間にも流れている血液を足を揉んで流れをよくしてきれいにするという方法がこの先の未来にも絶える事無く続いていって欲しいと思いました。
0コメント