今回は2025年の冬に旅に出た茶とらさんの思い出話。茶とらさんに会ったのは、官足法を知ってもらうための活動をしていて猫がきっかけで名取市の高館にある熊野那智神社さんに行くようになり、行くたびに猫が集まる下のお堂に足を運んでいたのがきっかけでした。
茶とらさんがいたお山の神社には複数の猫の縄張りがあったんですが、全部行き来出来たのはこの猫だけだったそうなんです。私は個人的に茶とらさんと呼んでいましたが、「ボス」と呼んでる人が多かったのはそのためだったのかもしれません。
茶とらさんはここで生まれたみんなのお父さん。一番仲良しでいつも一緒にいたのがサビ猫のひめちゃんらしいのですが、お堂にはサビ猫ちゃんが複数いて私には見分けがつかず…。茶とらさんがいなくなった後の様子をここの猫に詳しいおじさんに教えてもらったら、ひめちゃんはケロッとしてたという話でした。(女子は強し?!)
偶然お会いしてお話を聞かせて下ったおじさん、猫のごはんだけじゃなくて里親探しの声がけなども行ってる方でした。ホウキを使ってお掃除したり、誰かがあげた猫のご飯の放置されたトレーの片付けをしたり。反対意見の方から注意される事もあったそうですが、誰かがしなければ色んな人が好き勝手に置いて行った食べ物をカラスやハクビシンが狙ってやって来る。その対策や片付けも行っていたそうです。
他にも猫のお世話をしてる人に偶然会ったら、猫を通して知り合った方同士がここのお掃除するようになるなど、色んな協力もある事も知りました。その影響を受け、私も落ち葉の季節に少し掃き掃除をしてみたら思いました。猫たちの可愛さはもちろんだけど、もしかして、場所のきれいさもあるから人も集まるのかな…。
どこか貫禄があってカッコよかった茶とらさん。ほかの方に聞いた話では、とても気が強くて、年齢が上がったら人間の様に?!「丸く」なったという話も。ある時期に猫が増えすぎないためにどなたかがボランティアでここの猫たちの手術を試みた方がいるそうですが、唯一手術されなかった猫さん。何かを察知して逃げたんだそうです。とても人慣れしてて近づいても逃げないのに!ただ者ではない雰囲気を感じました。
その後、茶とらさんがいなくなった原因は交通事故だと知りました。しかも、その場所がお堂から1~2キロ離れた場所。人間がそこまで行くには道路を通るので遠回りになりますが、茶とらさんは猫だから、どんな近道をして歩いたのかな。それにしても、こんなに遠くまで歩いてくるの?と驚きました。あんなに小さい体と手足で。
ボスがいなくなった猫界。そろそろ落ち着いたでしょうか?私が茶とらさんの不在を聞いた頃、いなくなったボスの影響でケンカをする猫が出てきたり、お堂にいた猫たちに変化が出ていたそうなんです。その話を教えてもらったのは、偶然2匹の猫がケンカを始めて1匹が追い出されたからでした。茶とらさんの存在がみんなを仲良くさせていた!
茶とらさん
キミはそんなにすごい猫だったんだね。
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