病からの収穫?!

今回は過去に高熱を出して反省した経験談を。

官足法を知る前の出来事ですが、冬ではないのになぜか突然、40度近い熱を出した事がありました。病院に行って先生に診てもらったら、何かのウイルスの可能性が高いという診断。その原因を追究しようと思えば出来る可能性はあったらしいのですが、まずは水分・休養を取って解熱剤で数日様子をみましょうということに。


最後まで原因を突き止めないのは無責任だと思ってしまう方も、もしかしたらいらっしゃるかもしれません。だけど私は先生のこれまでの診察を受けた経験から、患者に無駄にお金をかけさせないための先生の適切な判断や優しさに感じました。

仕事は数日休んでしまい、自分がすべき業務を他の人が片づけなければいけないので、申し訳ないという気持ちはたくさんありました。仕事に行きたい気持ちはあっても体が動かない。動かしたくても寝るしか出来ない。そのうち考えることすら出来なくなって、ただひたすら寝るしか出来なくなった。


体が私を休ませるために悲鳴をあげて訴えている。「こうでもしなければこの人は休まない」。そういう風に体が強制終了をしてリセットをしているような感じ。高熱を出す事で日々のストレスや疲労で過度に張り詰めた状態をゆるめて、元に戻そうとしていると思ったんです。


その頃の私は、昔で言う「油を売る」ような事も出来ないような環境の中で仕事をしていましたが、それを苦痛だとは思っておらず…仕事をこなすのは楽しかったけど、帰宅してから寝るまでの時間は少ないと感じる毎日(私よりも過酷な生活の方がいらっしゃると思いますがすいません)。体を休めなければいけないのは頭で理解していても1日は24時間。会社が休みの日には疲れを引きずったまま、休みの日にしか出来ない事を。

その中でも元気に過ごすために体調不良を消したくて「何かしなければ」と頑張りすぎていた自分。高熱を出して頭の中をグルグルめぐった考えの中に「何もしない」という選択肢があった事に気が付かされました。健康法やセルフケアさえも頑張りすぎていた。何もしなすぎるのも良くないけれど、バランスが大切だという反省も。


そしてその後、自分で足を揉んでほぐすセルフケアの良さから欲張りになってもっと良い方法があるはずだと探していたら、見つけたのが官足法でした。