官若棒

製造が終わってしまったという、黒体セラミックで出来た官若棒。「かんじゃくぼう」と読みますが、この棒を商品化した先生は香川県でご活躍されていて、いつかお会いしたいと思っていた方でした。

去年旅立たれた事を知って驚きましたが、官若棒に関係されていたのを知ったのは今年。販売が終わってしまう足もみ棒が増えていますが、まさかこれも!という感じで何とも言えない気持ちに。

黒体セラミックで出来た棒は焼き物なので壊れやすいですが、持っていた官若棒がいつの間にか少し欠けていたので、これを機に購入しておこうと思いました。

個人的な感想になってしまいますが、木の棒に比べると肌当たりが優しいように感じて、奥まで深く入れた感じも木製の棒とは違った痛さの負担が少ないように思っています。タコになりにくいという話もあるようなので、摩擦であったり何かしらの関係があるのだろうなぁと納得していました。

官足法を始めてからどのくらい経過した頃でしょうか。色んな棒を使ってみたいと思った時期がありました。だけど少しずつ色んな棒が増えていく一方で、全てを使いこなせずに、だいたい決まった棒を選んで使ってしまう自分(笑)

セルフケアに使いやすい棒や施術に使いやすい棒など色々あって、色んな奥深さがあっておもしろいです。

黒体セラミックで出来た他の棒もありまして、セラミックの棒を好んで使う先生も複数いらっしゃいましたが、同時にその先生方のお顔やお持ちだった棒が頭に浮かんできます。

中央に「ありがとう」という言葉がありますが、言霊を重視されていたそうです。なんだかまた一つ、この棒を使うありがたみが増した様な気がします。