多くの人が実践してその良さを実感して、ずっと今日まで続いてきた官足法。その良さを伝え続けた人の中に「棒の町長」と呼ばれる方がいらしたそうです。今回の話に出てくる主人公は新潟県越路町(現:長岡市)の町長さん。有名な製菓会社の社長さんだった方。
1984年頃に新潟で開かれた官先生の講演に初めて参加され、そこから健康管理に毎日足もみを続けるようになったそうですが、その年齢なんと75歳!その後、自分の家の桜や梅などの木で棒を作り、町内の人や東京で会う政治のお仕事繋がりの方々に配ったのだそうです。
その町長さんが作った棒にはもらった人が健康になるようにという気持ちが込められていて、「祈る健康」の文字が書かれています。全体の写真が上手に撮れずに一部のみではありますが、これは実際にその町長さんが作られた棒の写真です。ありがたいことに、ある方からずっと大切にされていた物を当時のエピソードとともにいただいてしまいました。
最初はどれだけの数の棒を作って配り続けたのだろうという驚きでした。だけど後になって色々想像したら、もっとたくさんの感情が生まれてきました。
通常の生活やお仕事もあったはずなのに、木を削って棒を作るのにかかる時間。体の負担もないはずがありません。もしかしたら健康を祈願して心を込めて作ってもそれが届かず…興味を持ってもらえずに捨てられてしまった棒も中にはあったかもしれない。「棒の町長」というあだ名がついたくらいですから、本当に多くの人の健康を考えた方だったのだと思います。
こうして過去の出来事を書かせていただくことで、現代にも当時の棒の町長さんのお気持ちが誰かに届いて良い循環が生まれたらいいなと思いました。
☆2024年12月追記
官足法究楽部の会報12月号(No.57)に過去のインタビュー記事が紹介されていました。2000年9月の取材で、棒の町長さんが当時90歳。
足もみの棒は少しでも健康に役立つように棒を有効に使って欲しいという気持ちから、持ち手をわざと曲げて、それに合わせてかんなも自分で曲げて作ったそうです。しかも何千本も作ったとの事で驚きました!!
手持ちの情報のみで恐縮ですが、もしも昔の会報をお持ちの方がいましたら、2016年3月No.216にも棒の町長さんのお話が出ています。
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