足もみの範囲

私が健康管理のために最初に足を揉み始めたのは、本を見ながらの自己流でした。体の不調を何とかしたくて、症状別に紹介されている該当の反射区ばかりを一生懸命揉んでいました。揉むのは足の裏という認識でしたが、自分が興味のある反射区しか視野に入れていなかった、今だからそう思います。

私が見落としていた部分を細かく書き出しますと…こんなにたくさんあります。


足の側面・足の甲・指の裏表

指の側面・かかとまわり

くるぶしまわり・足首

ふくらはぎ・太もも・股関節


不調に関係する反射区の部分以外、あまり興味がありませんでした。だけど、実際には全体を揉む事がとても重要だったんです。官足法に出会ったら、「足をもむ」の「足」というのはもっと範囲が広かった!という気づきが生まれました。

例えばですが、ぬり絵をしていて足の絵に肌の色を塗ろうって思ったらどのくらいどこを塗りますか?その肌色の部分を実際の足に置き換えたら、揉むことが必要な場所ってそのくらいあるんです。揉みにくいな~と感じる所や、ほぐしにくい塊がある場所も「もむ場所」の認識から無意識のうちに外してしまう可能性があります。そういった部分の存在も意識することができたら、あなたの足もみライフもひとつ新しい楽しさが増すのではないでしょうか。