施術者を目指す方向けの経験談
お客さんや家族の足を揉む回数が増えていくと、だんだんその変化がわかるようになってきます。
その感覚は人によって判断基準が異なりますが、私の場合はこうだったという経験談を今日はお話させていただこうと思います。
何かのヒントになれば幸いです。
身体がゆるんだかな、と思う一番のヒントはお客さんや家族など受け手があくびをすることでした。それから、足指の開き具合もまた大きなヒントとなりました。
足の指の間に握手するように手の指を入れて指の付け根付近からグルグルと足を回す動作を行っていたのですが、その指の開き具合が施術前の準備運動的な段階と、施術中や施術後では大きなちがいがあったのです。
施術を進めるにつれて、指の開きが大きくなりました。これは私にとって、上半身のこわばりが少しずつほぐれて楽になってきたかな?と判断する基準になっていました。
「どうですか」と声をかけてみると、やはり「楽になってきた」という答えが返ってくることがほとんどでした。
また、施術中や施術後にふくらはぎや太ももが重怠くなる方がいらっしゃったので、様子を見ながら途中でふくらはぎをほぐしたり、施術時間も足裏をほぐし終わったら脚部も少しほぐせるような時間配分を考えたりしていました。
いい足もみが出来ると、まるで自分の身体もほぐしたかのように施術後は私の身体もぽかぽかして何とも言えない気分になりました。また、心も通い合ったかのような心地よい気分になれたのです。
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